MAGNAGLO(蛍光磁粉)
蛍光磁粉は、紫外線探傷灯を用いることにより、非蛍光磁粉より細かい欠陥の検出に適したもので、乾式と湿式があります。
特長
- 蛍光輝度が高いため細かい欠陥の検出に適しています
- 特殊製造法により蛍光体の分離劣化がほとんどありません。
- 少ない使用料で大量検査が可能です。
Q&A
- Q1. マグナグローとは?
- マグナグローとはマグナフラックス社で製造している蛍光磁粉の商品名です。
IICでは30年以上輸入販売をおこなっています。 - Q2. マグナグローにはどんな種類があるのか?
- 湿式磁粉だけで、超高感度の#14Aとこの磁粉をベースに分散剤を混ぜた#20B・蛍光輝度の非常に高い超高感度のMG-410の3種類があります。
- Q3. マグナグローの特徴は?
- マグナグロー3種とも国産のあらゆる磁粉と比較して最高の検出感度を有している優れた磁粉です。 また国産の磁粉は据え置き式の装置で使用していると、ポンプのインペラーでたたかれることにより劣化し蛍光塗料が剥離して、検出感度が極端に低下します。これに対しマグナグロー3種とも特殊製法により剥離劣化がありませんので大変経済的です。
- Q4. 使用法を簡単に教えてほしい。
- 試験部の錆や汚れをワイヤーブラシなどで十分に除去し、溶剤で脱脂します。
磁化装置で磁化し磁粉を適用します。
十分な強度を持ったブラックライトの下で観察します。(マグナフラックス社製超高輝度ブラックライトZB-100のご使用をお勧めします。)
必要に応じ脱磁を行います。
必要に応じさびないように防錆処理を行います。 - Q5. どのくらいの量で販売されているか?
- 1ポンドと10ポンド入りがあります。