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IKSチェック 染色浸透探傷剤

労働安全衛生法施行令および有機溶剤中毒予防規則に抵触しません。

働く人の安全衛生の向上と石油臭の駆逐というユーザーのご要望に応え、用途に応じ安心して使用できる3種類の商品(JIS-Z-2343、ASTM-E-165、MIL-I-25135E等の各種規格を満足し得る性能を有している)を開発しました。

IKSチェックエース

吸収毒性が大幅に改善され、石油臭もなく、特に洗浄液は消防法に抵触しません。

IKSチェックSタイプ(水洗型)

作業性と欠陥検出力に優れた水洗型のもので、大型素材などの探傷に適します。

安全データシート(SDS)

表内の商品名をクリックすると、安全データシート(SDS)をPDFでご確認いただけます。

表は左右にスクロールしてご覧ください。← →
種類 450型
(エアゾール)
4リットル 18リットル
一般用 浸透液
PA
IKS-PA_A
(エアゾール)
IKS-PA(リッター缶)
洗浄液
RA
IKS-RA_A
(エアゾール)
IKS-RA(リッター缶)
現像液
DA
IKS-DA_A
(エアゾール)
IKS-DA(リッター缶)
原子力用
(低ハロゲン・低硫黄)
浸透液
PAU
IKS-PAU_A
(エアゾール)
IKS-PAU
(リッター缶)
-
洗浄液
RAU
IKS-RAU_A
(エアゾール)
- IKS-RAU
(リッター缶)
現像液
DAU
IKS-DAU_A
(エアゾール)
- -
水洗性 浸透液
PS
- IKS-PS(リッター缶)
浸透液
PSスペシャル
- - IKS-PS special
(リッター缶)
浸透液
PSU
- IKS-PSU
(リッター缶)
-

※2022年4月1日改定内容:JISの2019年改訂(「危険有害性情報」の記述の変更)を受けて更新しました。

Q&A

Q1. IKSチェックとは
IKSチェックとは、IICで販売している染色浸透探傷剤の名称で(株)タセトでOEM供給されている製品です。
Q2. IKSチェックにはどんな種類があるのか?
エース(一般用・低ハロゲン低硫黄タイプ)・水洗性のSタイプ(一般用・低ハロゲン低硫黄タイプ)の4種類があります。エースは特に洗浄液の洗浄性を向上させたタイプです。 Sタイプは水洗性浸透液で洗浄液は水を使用し現像液はエースのものを使用します。
Q3. IKSチェックの特徴は?
IKSチェックは狭い室内や圧力容器などの中で作業を行う場合にも溶剤による中毒の心配なく検査を行うために開発された画期的な製品です。法律的には労働省の労働安全衛生法施行令・有機溶剤中毒予防規則による有機溶剤に該当しない製品です。
Q4. 低ハロゲン低硫黄タイプはどんな時につかうのか?
このタイプは、読んで字のごとくハロゲン系の元素(弗素・塩素・臭素)と硫黄分が非常に少ない製品で、主に原子力関係の産業で使用されており、以前原子力用と呼ばれていました。 これはステンレスの応力腐食割れを防ぐために上記元素の残留を制限しています。
Q5. 使用法を簡単に教えてほしい。
エースは次の要領で使用して下さい。
  1. 前処理 まず試験部の前処理として溶剤もしくはエースの洗浄液で洗浄し十分に乾燥させます。
  2. 浸透処理浸透液をスプレー又は刷毛などで試験部に塗布し、5分〜60分間浸透させます。
  3. 除去処理 試験部の浸透液を乾いたウエスなどで拭き取り、さらに洗浄液を少し染み込ませたウエスで仕上げとして拭き取ります。
  4. 現像処理 現像液を試験部にスプレー缶を良く振ってから斑にならないように吹き付けます。
  5. 観察 現像剤が乾き始める頃から十分に明るいところで観察します。 現像後あまり時間が経ちすぎると指示模様が滲んで判別しにくくなりますので早めに判別して下さい。(10分〜30分の間)
  6. 後処理 現像剤の粉を乾いたウエスまたはブラシで除去し、浸透液の赤色が残っている場合にはエースの洗浄液で洗浄して下さい。
S タイプは次の要領で使用して下さい。
  1. 前処理 まず試験部の前処理として溶剤もしくはエースの洗浄液で洗浄し十分に乾燥させます。
  2. 浸透処理浸透液をスプレー又は刷毛で試験部に塗布し、5分〜60分間浸透させます。
  3. 除去処理 試験部に浸透液を水スプレーで(水圧2〜3kg/平方センチメートル)洗浄し、終了後ドライヤーなどで十分に乾燥させます。
  4. 現像処理 試験部にスプレー缶を良く振ってから斑にならないように吹き付けます。
  5. 観察 現像剤が乾き始める頃から十分に明るいところで観察します。現像後あまり時間が経ちすぎると指示模様が滲んで判別しにくくなりますので早めに判別して下さい。(10分〜30分の間)
  6. 後処理 現像剤の粉を乾いたウエスまたはブラシで除去し、浸透液の赤色が残っている場合にはエースの洗浄液で洗浄して下さい。
Q6. IKSチェックの使用温度範囲は?
IKSチェックは0〜70℃の範囲で使用可能であることが実験により実証されており、検査精度も常温と同等の感度がえられます。
Q7. どのくらいの量で販売されているか?
450型エアゾル缶(12本単位)・4L缶・18L缶があります。

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