IKS耐候テープ
IKS耐侯テープは、工場から現地へ輸送中および保管中の配管・ノズルなどの溶接の開先加工部を保護するために貼るテープで、防錆・防水効果が高く、現地においても工場出荷時と同じ表面の条件で溶接ができるものです。材質は、布に耐候性のポリエチレンフィルムの貼り合わせです。
特長
- 耐候性に優れ、長期間曝露されても糊残りや、めくれを生じません。
- テープにハロゲン、硫黄などの腐食成分は、ほとんど含まれていない為、一般炭素鋼又はステンレス鋼への防錆及び防水用途にも適しています。
- 手で容易に引き裂ける為、作業性が良い。
サイズ
- 25 mm巾 × 25 m/巻(60巻入り/1ケース)
- 50 mm巾 × 25 m/巻(30巻入り/1ケース)
- 75 mm巾 × 25 m/巻(24巻入り/1ケース)
- 100 mm巾 × 25 m/巻(18巻入り/1ケース)
- 150 mm巾 × 25 m/巻(12巻入り/1ケース)
※50 mm巾は在庫を揃えております。他は受注生産となります。
Q&A
- Q1. 耐侯テープとは
- 耐侯テープとは工場から現地へ輸送中および保管中の配管・ノズルなどの溶接の開先加工部の保護のために、これを貼っておくと防錆・防水効果が高く現地で溶接の前にはがすと、現地でも工場から出荷された時と同じ表面の条件で溶接ができるものです。
- Q2. 耐侯テープの特長は?
- 長期に渡って直射日光や風雨に晒されてもはがす時に糊残りがないことが特徴です。
また使用中にもテープの端からめくれや浮き上がりがありません。 - Q3. どのようなものに使用するか?
- 一般鋼・ステンレス鋼・アルミニュームなどの材料に使用します。ハロゲン系の元素(弗素・塩素・臭素)と硫黄分が非常に少ない製品で、主に原子力関係の産業で使用されています。 これはステンレスの応力腐食割れを防ぐために上記元素の残留を制限し、使用する材料消耗品などを管理する必要上このタイプを使用しています。
- Q4. 使用法は?
- 開先部を十分にアセトンなどの溶剤で脱脂し、良く乾燥させてからIKS耐侯テープを隙間が出来ないように貼り付けます。