モデルベース開発
モデルベース開発とは以下に示す特徴を持った制御ソフトウェア開発手法であり、IHI検査計測(IIC)では15年以上の経験・実績があります。
IICのモデルベース開発により、開発コストの低減、高品質・高信頼性を持った制御装置開発が可能です。
特長
モデルベース開発とは、対象プログラムをブロック線図(モデル)としてグラフィカルに記述する開発手法であり、以下の特長があります。
- 視覚的な記述によりプログラムを直感的に理解でき、言語の制約にとらわれずアルゴリズムに専念できる。また、製作したモデルを自動でC言語等にコード化できる。
モデル例(PID制御)
- コンピュータのシミュレーションによる、設計の上流での動作検証が可能
ハードウェア依存が強い開発でもシミュレーションが容易にできる。
IICのモデルベース開発の適用例
主に高い信頼性が求められる推進系システムにモデルベース開発を適用しています。
モデルベース開発には、モデル設計するための制御技術はもちろん、制御装置への組み込み技術(モデルの処理とその他処理(通信入出力など)との結合・最適化、CPUやOSの設定など)が必要です。IICではこれら技術を有しています。