先輩社員インタビュー　
Y.Hさん

日本の安全を守ることに貢献ができる誇り

セキュリティ機器を扱う部署に所属し、X線検査装置を担当しています。X線検査装置は空港の手荷物検査などで見たことがあるかと思いますが、この装置の納品や調整、性能確認をしたり、保守業務を行ったりしています。見積もりからメンテナンス、書類の準備、部品の調整など、入社前に想像していた以上に幅広い業務内容でした。

入社した翌年に、日本で開催された国際的なイベントのために、X線検査装置を大量に納品するというプロジェクトに携わりました。準備から、現地での据付、開催期間中の点検や保守なども行い、無事に終了した時にはとても嬉しかったですし、学ぶことも多くありました。

X線検査装置に限りませんが、セキュリティ機器は、海外から人や物が日本に入ってくる時の入口部分で活躍することが多いものです。私たちの仕事が日本の安全を守ることに貢献できていると考えると、大変やりがいを感じていますし、仕事をする上での誇りにもなっています。

「OJT制度」で教育担当者がいる安心感

大学では化学を学んでいて機械系の知識はゼロだったのですが、就職活動で幅広い分野を見ていくなかでセキュリティ機器に興味を持ち、IIC（IHI検査計測、以下IIC）に出会いました。

入社してみると、職場はアットホームな雰囲気で、みなさんメリハリをもって働いています。入社後3年間は、教育担当の先輩社員がついてくれる「OJT制度」があり、私はその先輩にかなり質問をしましたが、毎回丁寧に教えてもらえました。例えばその先輩がわからない時でも、社内の誰に聞けばいいかを教えてもらい、その方に聞くこともできます。先輩から知識を伝授してもらいながら、ゼロからのスタートだった私も知識や技術を身につけていくことができました。右も左もわからない新入社員にとって、「この人に聞けばいい」という存在がいることは安心感につながるため、とても良い教育制度だと思います。

また、資格取得制度が充実しているのも当社の魅力でしょう。私は入社してすぐに「X線作業主任者」の資格取得を目標とされ、最初に受けた試験で取得することができました。会社から教材などを用意してもらい、不足している基礎知識は、IHIグループの教育講座を利用することで補いました。その講座に参加することを提案してくれたのは、職場の上司です。

この資格があることで、お客様に安心、安全にサービスを提供することができます。同時に、X線に対する基礎知識を身につけることができたので、私自身の安全にもつながり、とても役立っています。

女性が働きやすい制度も整備されている

IICを選んだ理由には、女性が働きやすい会社であることもあげられます。産休や育休の取得実績があることは、長く勤め続けたいと考える上で重視しました。

現在私の所属するグループでは、技術系の女性社員は私１人しかいないのですが、会社全体では新入社員の女性の割合も増えています。重いものを運ぶといった力仕事などは別として、技術的な部分では「女性だからできない」というものはなく、男女関係なくできる仕事だと思います。

当社では、本人の自主性が大切にされる場面が多いです。例えば研修についても、自分が何をやりたいか、どういうことをしていきたいのか、そして何が必要かを考えて、自分で希望して受講することになります。

私も今は専門性を高めている段階で、将来的には技術のプロフェッショナルになりたいと思っています。やはりIICは、技術があっての会社ですから。また一方で、会社をより良くするため、管理部門の仕事にも携わってみたいと考えています。長く勤めることで、さまざまな経験を積んでいきたいですね。

1日の流れ

先輩から一言

会社ではずっと同じ業務だけを行うわけではないので、新しい業務に対して積極的に取り組める人と一緒に働きたいなと思います。また、業務にもよりますが、自分でやるべき仕事を見つけて計画を練り、管理していける人だと、さらに良いですね。うちのグループはアットホームな職場ですから、話すことが好きな人も大歓迎です。