先輩社員インタビュー　
M.Mさん

和やかな雰囲気と幅広い業務内容が魅力

入社以来ずっと燃料の分析を担当しています。燃料というのはバイオマスや石炭、油などで、これらの原料に対して元素の分析や、燃やして得られる発熱量の分析をしたり、燃やした後の灰の成分構成などを調べたりしています。例えば、研究のためにボイラーでバイオマスを運用する機関などから依頼を受けた場合には、原料の組成が研究のシミュレーションに役立ったり、安全性が確認できたりします。

IIC（IHI検査計測、以下IIC）では、いろいろな分析を行っています。燃料だけでなく、水や金属といったものも対象で、さまざまな業務に触れられることは魅力だと思います。

また、職場の雰囲気がとても和やかであることも、とても気に入っています。就職活動でIICのインターンに参加した時から、この和やかさに惹かれていました。先輩方に相談もしやすく、とても働きやすいと実感しています。こうした雰囲気のなかで、興味ある好きな仕事ができることに満足しています。

手厚い福利厚生でプライベートも充実

私は大学で微生物系の研究をしていた時に分析をすることがあり、分析業務を仕事にしたいと思っていました。ただ、大学時代に経験したのは水分析ぐらいでしたので、入社して一から仕事を覚えたと言っても過言ではありません。IICには教育制度がきちんとあり、OJTで担当の先輩がついてくれます。私のように専門外を学んできた人でも業務ができるように、しっかり教育してくれました。また、研修制度も充実しています。例えば、IHIグループの研修を受ける際には、コロナ禍でもeラーニングで受講することができました。

計測事業部は女性社員が比較的多く、20人のなかで女性は５人ほどいます。また、入社する女性の割合も増えており、私が入社した年は新入社員の半数が、次の年は２/３が女性でした。当社はIHIのグループ会社ということもあり、産休や育休の各種休暇の制度など、女性が働きやすい環境がしっかり整備されていて安定しています。私も結婚しているので、今後のライフスタイルを考えた時に、安心感を持って働けるのはとても心強いです。フレックスタイム制度もあり、私も現在利用しています。

年間休日が比較的多く、有給が取りやすいことも助かっています。住宅の補助もあり、独身の方には寮がありますし、結婚すると「新婚社宅」という制度で、低価格の家賃で借り上げマンションなどに住むこともできます。こうした制度はプライベートを充実させることに役立つと実感しています。最近は、職場でも男性社員が育休を取ることが増えてきました。男女問わず、働き続けやすい環境だと思います。

柔軟な姿勢を求められる場面も多い

分析の仕事に向いているのは、「物事を論理的に考えられて、しっかり結論が出せる人」だと思います。当社の事業内容は専門的ですから、おそらく化学を学んできた人も、入社してから新しく覚えることがたくさんあると思います。そのため、「教えられたことを素直に受け取り、吸収していくこと」も大切です。

また、さまざまな角度から考えることを求められる場面も多いです。分析するものは決まった形状のものばかりではなく、変わった形状のサンプルが届くこともあり、その都度、加工方法や分析方法を検討することになります。当社はさまざまなものを分析しているので、例えば金属加工の部署にある道具で、燃料の加工することなども検討できます。「例外的な試料は受けつけない」という分析会社もありますが、幅広く対応ができることはIICの強みだと思います。こうした場面でも活躍するには、物事に柔軟に対応できる人が向いているのではないでしょうか。

私もまだまだこれからですが、もっと知識を身につけ、将来は技術者として頼られるような存在になりたいと思っています。

1日の流れ

先輩から一言

求人サイトで見つけて、インターンに応募したのが当社との出会いでした。インターンで和やかな社風に触れ、いろいろな分析ができる業務内容と、福利厚生が充実していることに魅力を感じて、入社を希望することにしました。仕事もプライベートも大切にできる会社だと思います。一緒に仕事ができることを楽しみにしています。