穿孔法による残留応力測定
測定対象表面に小さな穴を段階的に穿孔していき、その際に解放されるひずみを測定し残留応力を算出します。規格ASTM E837-13a, 20に準拠した信頼できる手法です。
特長
- σx、σy,τxy、最大最小主応力、最大主応力方向、ミーゼス応力等の深さ分布が求められます。
- 装置はポータブル式のため現地出張での測定も可能です。
測定深さ: h | 測定ピッチ | 穿孔径: D0 | |
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1 | 0.5 mm | 0.025 mm | 約 1.0 mm |
2 | 1.0 mm | 0.050 mm | 約 2.0 mm |
3 | 2.0 mm | 0.100 mm | 約 4.0 mm |
適用対象
- 金属材料、プラスチック材料、ガラス、セラミック、FRP等、広く適用実績があります。
- パイプ内面も専用治具を用いて測定できます(ただし、内径120 mm以上)
- 小型試験片、狭隘部などは適用できない場合がありますので、お気軽にお問い合わせください。
穿孔法計測システム
測定事例(ブラスト試験体の主応力分布)
プラスチック材料の測定状況