腐食試験 様々な腐食環境を再現します
規格試験だけでなく、様々な環境を再現し腐食試験を行います。腐食試験後の表面分析や計測も行います。
ガス腐食試験
金属材料から切り出した試験片を、調整した環境中に一定期間曝露させ、表面状態の変化を計測・分析します。
- アンモニア暴露試験
- 室温 〜 600℃の環境下で、~100%のアンモニアガスを通気させることにより,材料への影響を評価。
- 特殊ガス(HCL、SO2等)暴露試験
- 室温 〜 1100℃の環境下で、高濃度の有害ガスを通気させ、材料への影響を評価。
灰腐食試験
ボイラやごみ焼却場では飛来した腐食因子が金属材料に付着することで腐食を引き起こします。試験片表面に付着物を模擬した化合物を塗布し、調整した雰囲気中に曝露させます。
- 灰腐食試験
- 模擬灰,実機灰を試験片に塗布・付着させ高温に晒すことで材料への影響を評価します。腐食性の化合物を塗布と同時に腐食ガスの通気も可能です。
石炭灰の塗布
石炭灰の腐食試験後
バイオマス灰の塗布
バイオマス灰の腐食試験後
浸漬試験
JIS規格に則った浸漬試験も対応します。
浸漬試験-対応規格
- 10%しゅう酸エッチ試験:JIS G 0571
- 硫酸・硫酸第二鉄腐食試験:JIS G 0572
- 硫酸-硫酸銅試験:JIS G 0575
- 42%塩化マグネシウム腐食試験:JIS G 0576
- 塩化第二鉄腐食試験:JIS G 0578
- 5%硫酸腐食試験:JIS G 0591
JIS以外の規格や記載のない規格についてもお気軽にお問い合わせください。