蛍光X線分析(XRF)
試料にどんな元素がどれくら含まれているかが分かります。
XRF(X-ray Fluorescence)
蛍光X線の波長は元素に特有であるため、そのX線の波長から元素の同定(定性分析)、強度から元素の含有量測定(定量分析)が可能です。化学処理等の手間を必要としないため、比較的容易な分析方法です。
※ おもにFP法(ファンダメンタルパラメーター法)による「定性、半定量分析」で測定します。
※ 定量分析は、検量線用標準試料の有無や試料形状により御対応できない場合もございます。
実績例
- 焼却スラグの性状調査
- 灰の性状調査
- 潤滑油、燃焼油、グリス中の不純物調査
- 鉄鋼、非鉄の定量分析
装置概要
項目 | 基本仕様 |
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装置名称 | 島津製作所製 蛍光X線分析装置 XRF-1800(オートサンプルチェンジャー:20個) | 管球 | Rh(ロジウム) |
検出元素範囲 | 11Na ~ 92U |
測定面積範囲 | Φ10、φ20、φ30 |
試料形状 | 合金、粉末、グリスなど |