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示差熱量分析(TG-DTA)

少量の試料で燃焼挙動や温度による重量変化、熱の出入りなど性状調査に役立つ情報が得られます。

TG-DTA (Thermogravimetry-Differential Thermal Analysis)
  • TG:「熱天秤」とも呼ばれ、物質を加熱した状態での重量を測定する。
  • DTA:熱の出入りを伴う反応が起こるときに基準物質と試料に生じる温度差を測定する。
    ⇀ 燃料(石炭,バイオマスなど)の燃焼挙動
    ⇀ 金属などの融解温度測定

シュウ酸カルシウムの測定結果例

装置概要

装置の写真
項目 基本仕様
装置名称 NETZSCH製 STA 2500 Regulus(オートサンプルチェンジャー:20個)
測定温度範囲 室温 〜 1550℃
昇温速度 1 〜 100℃/min
測定雰囲気 空気、窒素、アルゴン、二酸化炭素、真空中※1
試料容器 アルミ、白金、アルミナ(大容量※2)、石英
試料形状 粉末、塊、シートなど

※1 その他の雰囲気についてはご相談ください。
※2 大容量測定のDTA値は参考値となります。

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