粒度分布測定
少量の液体、粉体でも粒度分布測定を行います。
レーザー回折・散乱法では、液中(湿式)気中(乾式)で、粒子試料を分散し、そこにレーザー光を照射して、試料により散乱される光の強度の角度依存性を測定することで、試料の粒子径分布(粒度分布)を測定します。 さまざまな大きさの粒子について理論的に計算された散乱パターンと比較することで、粒子径分布(粒度分布)を計算します。
※ふるい分け法(篩分け法)による粒度分布測定も行っています。
実績例
- 湿式測定
:懸濁液(液中に固体粒子が分散したもの)
:灰、砂、石炭などの粉体試料(溶媒に分散させて測定します) - 乾式測定
:灰、砂、石炭などの粉体試料
関東ローム層の測定結果例
装置概要
項目 | 基本仕様 | 基本仕様 |
---|---|---|
装置 | Malvern社製 Mastersizer 3000 Hydro MV(湿式) |
Malvern社製 Mastersizer 3000 Aero S(乾式) |
測定方法 | レーザー法 | レーザー法 |
測定範囲 | 0.01μm~1500μm | 0.1μm~3500μm |
分散媒 | 水、各種溶剤 | ー |
分散条件 | 超音波など | 空気圧 |
試料量 | 0.1g(試料形状による) | 5~10g |
出力 | 体積基準 | 体積基準 |