金属組織試験(金相試験) - 断面組織観察、ミクロ、マクロ観察
JIS G0553(鋼のマクロ試験)やZ3040(溶接施工法のマクロ試験)をはじめ、JIS G0555(鋼の非金属介在物の顕微鏡試験)、G0551(鋼-結晶粒度の顕微鏡試験)等の規格試験を実施します。クリープ試験や腐食試験後の試験片断面観察等も実施します。
配管ソケット部ロー付け部の断面マクロ観察結果
- ろう付け部に多数の欠陥がある施工不良例。外観目視検査だけでは溶接の健全性は評価できません。

溶接部の断面マクロ観察
- 溶接部の断面をマクロ観察することで、溶接部の健全性が判ります。
- 溶接止端部の形状、溶け込み状態、欠陥、割れなどの有無を判断します。

クリープ試験後のミクロ観察結果
- 各種試験後のミクロ観察は重要な調査項目です。
- ミクロ観察で損傷形態を明らかにしておくことは重要です。
- 高温使用材は経年により組織変化しますので、組織観察から寿命評価できます。
