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断面観察による損傷原因推定 実体観察、ミクロ観察

製品・装置等の実体で発生した、き裂や損傷の形態から損傷原因の推定を行います。使用環境や付着物が損傷の原因となっている場合もあるため、対象部の保管方法などもご相談ください。

  • 製品の健全性、溶接部の状態、損傷調査には断面観察が有効です。
  • サンプル品を樹脂に埋込、観察したい断面で切断します。
  • 切断後、面を鏡面に研磨し、必要に応じて腐食すれば、断面の状態が観察されます。
  • その後、実体観察、拡大鏡観察(マクロ観察)したり、顕微鏡観察、走査電子顕微鏡観察(ミクロ観察)します。
  • サンプル作製、観察レポート提出、評価、判定など実施します。
  • EPMA線分析、面分析も行います。

点火プラグの外観写真

点火プラグの断面観察

Al鋳物材の鋳造欠陥

溶接部の残留応力で発生した
応力腐食割れ(SCC)

溶接部の割れ(溶接不良)

ステンレス鋼の隙間腐食による損傷
(隙間腐食からSCCに進展)

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