損傷調査と原因究明、その対策
損傷を受けた部品を詳細に調査することで、損傷原因が明らかになります。
損傷原因を明らかにして、対策を立てないと再発します。当社では、機械製品、部品の損傷調査を実施しています。さらに対策、相談にも対応いたします。
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ボルトの疲労破面
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ステンレス鋼の応力腐食割れ
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疲労破面と球のストライエーション
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脆性破面特有の劈開破面
損傷調査の実施方法
- 外観観察: 損傷の発生状況、き裂の発生箇所、変形量の計測、腐食状況の確認。
- 破面観察: 破断面を走査電子顕微鏡(SEM)で観察し、損傷形態を明らかにする。
- マクロ、ミクロ観察: 金属的な組織を観察し、問題点を明らかにする。
- 材質調査: 化学分析を実施し、材質の妥当性を確認する。
- 機械試験: 部材の機械試験を実施し、強度を確認する。
- 溶接部のミクロ観察: 溶接欠陥、溶接不良を確認する。