コンター法による残留応力測定
測定対象物を放電加工により切断し,その際に解放される応力で生じる微小な変形を精密に測定することで切断前の残留応力を逆解析します。
- 材料内部の測定が可能
- 残留応力(切断面法線方向成分)の面分布が測定可能
- マルチカットによる複数成分計測が可能
コンター法測定の仕様
対象材料 | 導電性材料(鋼材など) | |
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測定方向 | 計測面の法線方向 | |
測定面 | 高さ | 10 mm以上 |
幅 | 10 mm ~ 1,000 mm |
※ 範囲外の測定は応相談
測定例
- 曲げ加工後の長手方向応力分布
- マルチカットによる溶接試験体の測定
- 溶接後熱処理後の試験体の応力測定